そうだ。森にいこう。 のんびりと自然を感じよう。 心を落ち着かせよう。

植物のこと

コロナウイルスの影響で自粛しなければならなかった毎日。

緊急事態宣言も解除になり(5/26現)少しずつ外出をしてみよう。

山に森にいき自然を感じ、心を落ち着かせのんびり生きよう。

山や森は、心を豊かにしてくれるはず。

そんな森の仕組み

土は森を、森は土を育てる。

森にいこう。

森の土は、いつも湿り気があって、やわらかく、ふかふかして、

枯れ葉のにおいもしている。

森の土などは、岩石に生物の力が加わって、本当の土が作り出す。

地面の落ち葉や動物の排せつ物、死体などは、土の上や中にいる

小さな動物たちによって、こまかくされ、また食べられて排せつ物になる。

これらに微生物がとりついて、腐りながら土と混じり合っていくことによって、

よく肥えたやわらかい土ができあがる。

良い土には植物が育つのが当然。

しかし、その土自身はまた生物があってこそ生まれ、そして支えられる。

土という見事な作品を生むため、生物とその場所の環境との長い時間をかけた共同作業、

それが大昔から休みなく、大規模に続けられているところ。

これが森。

森をかたちづけるもの。

それが、木であることはまちがいない。

木は命が長く、一本一本が大きくなるから、それらが集まった森は、

大きな生物集団になる。

森は大きな木だけでできているわけではない。

少し小さめの木、背の低い木、草、コケなど、いろいろな植物が

いろいろに葉を広げていく。

また高い木に、はい登るツル性植物や着生植物もある。

そして、それぞれの高さのとこには、そこを住みかにしたり、

エサをとったりする動物がいて、木の葉の上にはケムシがいて、

木の皮の下や倒れてくさりかかた木の中には、カミキリムシやカブトムシの幼虫がいて

クモもカタツムリもいる。

もっと大きな動物、ヘビ、カエル、リス、ネズミ、イタチ、キツネ、タヌキ

さらに大きなシカ、クマ、カモシカがいる。

空には、鳥たちががいて高い木の上で休んだり眠ったりして、森を活用している。

また土の中は、ミミズ、モグラ、セミやコガネムシの幼虫がいて、もっと小さい

ダニ、トビムシなどが驚くほどいる。

森に入れば、人間の片足の下には五万匹ほどの生物がいるのだ。

生物が生活するための場所とその条件も必要だ。

土や空気、水や養分、そして光。

これらの量や温度などの条件がそろって、はじめて森が成り立つ。

植物、動物、微生物、そして環境、これらはそれぞれ互いに関係しあって

森をつくる。

森は、非常に複雑なたくさんのものでできた生態系である。

 

そんな森にはいれば、心がおちつくはず。

よし。森にいこう。



 

 

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