コロナウイルスの影響で「あつまれどうぶつの森」が大ヒット。
わたしの家には任天堂Switchがない。
娘達は昔のDSを引っ張り出して「おいでよどうぶつの森」をやり始めた所、
なんと!
「ラフレシア」が咲いてるではないですか。
植物好きのわたしには気になってしまいます。
どうやら、環境?がよくないと生えてくるみたいです。
雑草が生えて、抜かないとラフレシアが咲くとのこと。
そもそもラフレシアとは?
インドネシアにさく花。
現地の人達には「ブンガ・バンガイ(死骸の花)」とも呼ばれ
花のなかから死臭がするから、そのように呼ばれています。
そのニオイは、クロバエ科のオビキンバエ属のハエを呼ぶために
たんぱく質が腐った臭いをだして、送粉者を誘引する為。
最近、世界最大の個体が発見されました。
なんと直径 107㎝!
子供の4歳、5歳ぐらいの大きさのなります。
この花(ラフレシア)は死臭の花、人食い花と現地の人々から
呼ばれていますが、
実際、人は食べません。
まっ。人食い花とみられてもおかしくはありません。
ラフレシアには茎や葉もありません。
地面に大きな花を咲かせているのです。
ラフレシアは寄生によって育ちます。
この花は寄生植物で、ブドウ科植物の根に寄生して、
栄養分を吸います。
そして、そこから花を咲かせます。
植物にとってもっとも重要な器官は、種を残すための花です。
普通の植物は、茎を伸ばして葉を広げて成長する事は、
すべて花を咲かせる為です。
そう考えると、ラフレシアは余分な茎や葉がなく、
花だけを咲かせる理想的な存在。
他の植物は土に根をはり、水を吸い上げ、葉から光を吸収して
栄養を蓄えます。
ラフレシアはどうでしょう?
ラフレシアには、しっかりとした根はありません。
あるのは細い管のような寄生根と呼ばれる器官を
ブドウ科植物の根に食い込ませています。
自立しなくていいので、しっかりとした根は必要ありません。
点滴管のような細い寄生根だけで十分。
考えさせれます。
世界一大きな花が自立の花ではなく、寄生植物。
余計なものをそぎ落として、すべてのエネルギーを
花を咲かせることに集中できる。
集中したからこそ、世界一の花を咲かせます。
わたしたち人間も、無駄なことをそぎ落とし
本当に必要なことに集中すれば、
大きな、大きな花(夢、目標)を咲かせる事が
できると信じましょう!
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